ハーブ類・ケール(静岡県・愛知県)

パクチーやルッコラ、イタリアンパセリといったハーブ、そしてケールなどは、年間を通じて、静岡県袋井市に拠点を置く農産物の製造・販売を行う「アグリサービスジャパン」様から仕入れています。静岡県西部地域は、温暖な気候で日照時間も長く、多くの品目を生産することができる魅力的な産地です。こちらでは作物のベースとなる土づくりに徹底的にこだわって栽培をしています。

とてもデリケートなハーブ類は、夏の暑さや雨にも弱く、高品質なものを栽培するのは簡単なことではありません。また、連作障害が起きないようにさまざまな作物をローテーションで作付けし、土壌を循環させることで品質維持と安定供給に努めています。

パクチー

ケール

環境保全持続型農業の取り組み

「アグリサービスジャパン」とそのグループ会社「ヤードウエスト浜松」、そしてロック・フィールドの3社が協力し、2017年11月から「環境保全持続型農業」の取り組みを進めています。

静岡ファクトリーでサラダを加工する際に発生する野菜残さを破砕脱水し、ヤードウエスト浜松で植物堆肥を製造加工。その堆肥をアグリサービスジャパンの圃場で使用し、そこで栽培された野菜をまた当社に納品いただく循環システムです。当社と産地の双方が、持続する農業への考え方に共感することによって実現している取り組みです。

環境に配慮した活動_廃棄物の削減

生産者紹介

末次 トニーさん

「お客様目線」の発想を大事にする開発熱心な生産者です。軟弱系の葉物野菜を得意とし、苗を作る技術にも長けています。11~6月は静岡県、7~10月は愛知県にある高冷地の圃場で、ハーブ(パクチー、ルッコラ、イタリアンパセリなど)とケールなど、多品目を栽培しています。

末次トニーさん
左から、アグリサービスジャパンの多治見さんと生産者の末次さん

持続可能な農業の実践を

「収穫作業は早朝4時から行います。夜のうちに土から水分を吸い上げてシャキッとした野菜を収穫することで鮮度をしっかりと維持。ハーブ類など軟弱系の葉物野菜は特に気を遣います。持続可能な農業の実践を心がけ、野菜作りと向き合っています。暖地(静岡)から高冷地(愛知・長野)への産地リレーを形成し、年間を通じて品質の維持と安定供給ができるよう日々研究しています」(末次さん)