レタス(山梨県、岩手県、静岡県)

旬の美味しさをつなぐ「産地リレー」

サラダの要とも言える「レタス」。当社では年間とおして旬のレタスを安定的に仕入れるため、季節を追って産地を変えています。

5月末~10月末頃は標高の高い山梨県や長野県、岩手県や北海道から。10月末から5月末頃までは茨城県や静岡県、九州地方へと旬の美味しさをつなぐ「産地リレー」を行っています。

生産者紹介

山梨県 浅川 孝さん 親子

山梨県 浅川 孝さん 親子

八ヶ岳の麓・清里高原

八ヶ岳の麓・清里高原

標高1,000mを超える山梨県の清里高原は、夏でも冷涼な気候で、朝晩と日中の温度差が大きく、レタスづくりに適した地域です。水分をたっぷり含んだみずみずしいレタスを収穫するため、早朝4時頃から収穫し始め、気温の上がる前の7時くらいには終了させています。

安心・安全は土づくりから

当社との取り組みは2000年頃から始まりました。現在は7種類のレタス類を栽培しています。二毛作はせず、一つの畑で年に一度しかレタスを栽培しません。土を休ませて良い土壌を保っています。また、3年寝かせた馬糞の堆肥を使用しています。有機質が混ざった堆肥を使うことで、化学肥料の使用量をできるだけ少なくしています。

"レタス様"という思いで丁寧に

「『栽培が難しいほど、やっぱりおいしい。だから失敗しても美味しいレタスを育てたい』との思いで、新品種のテスト栽培を行っています。昔から"レタス様"という思いで高級メロンのように丁寧に扱ってきました。自信を持ってお届けしています。ぜひ食べてみてください」

栽培品目

レタス・グリーンリーフ・RFチリチリ(オークレタス)・ロメインレタス・フリルレタス・RFロゼ(バタビアレタス)

岩手県 中嶌 勝利さん

岩手県 中嶌 勝利さん

北上山系に連なる奥中山高原

北上山系に連なる奥中山高原

岩手県の北上山系に連なる奥中山地区にはなだらかな高原が広がっています。夏でも冷涼な気候の奥中山高原は日本でも有数のレタス産地になっています。

信頼に応えるレタスを栽培

長年の取引による信頼に応えられるようにと細心の注意を払いながら日々レタスと向き合っています。有機肥料施用技術を用いて、化学肥料の低減、健康な土づくりにも努めています。近年は記録的豪雨など異常気象の心配もありますが、どのような条件でも病害などが発生しないよう常に気にかけながら、品質の良いレタスを栽培しています。

「岩手の野菜を食べてもらいたい」

「ロック・フィールドのサラダになることをイメージし、美味しいレタスを作ること一筋に日々頑張っています。夏場の産地である岩手の野菜をぜひ食べてみてください」

栽培品目

RFチリチリ(オークレタス)

静岡県 佐野 元洋さん(農業法人 有限会社 佐野ファーム)

静岡県 佐野 元洋さん

収穫風景

お互いが行き来し、交流を深める

静岡ファクトリーから車で15分ほどの距離に圃場があり、お互いが頻繁に行き来をし、交流を深めている生産者です。朝方収穫された野菜が、昼ごろにはファクトリーに届き、鮮度を保ったまま納品することができています。また毎年2~3月頃、静岡ファクトリーの社員研修を受け入れてもらっています。

安心・安全のための認証取得

「大切なお客様の口にするものだから、安全でおいしいものであるべき」との思いから、使用する肥料・農薬などの資材にもとても気をつかっています。JGAP認証を取得し、一部の素材は有機JAS認証、しずおか農水産物認証にも取り組んでいます。安全と環境に配慮した農産物の栽培をしています。

お客様の笑顔につながるとの思いで

「サラダの材料に最適な大きさや食味にこだわっています。また他の産地とのリレーがうまくできるよう、栽培時期についても緻密に計画を立てています。私たちが育てた野菜がショーケースの中でいろいろなサラダに変身してお客様のもとに届くことを想像すると、栽培している私たちもワクワクします。『喜んでもらえたかな?健康のお役に立てているかな?』お客様の笑顔につながることを願っています」

栽培品目

レタス、グリーンリーフ、サニーレタス、ロメインレタス、フリルレタス、エンダイブ、RFチリチリ(オークレタス)など

夏季はきゅうり、ズッキーニ、水菜なども納品いただいています。